【寺院・神社】皇室・天皇にゆかりの泉涌寺を散歩する

泉涌寺 仏殿

こんにちは! にゃぶろぐです。

京都に在住して20年以上になります。
年を重ねると、神社やお寺が魅力的に感じるようになってきました。

本ブログでは訪れた「寺院・神社」を、京都を中心に紹介しています。

今回は、京都府京都市東山区にある「泉涌寺」へ行ってきました!

にゃぶろぐ

皇室との関連が深い、お寺(御寺)

御寺 泉涌寺

泉涌寺 仏殿

基本情報

京都府京都市東山区にあるお寺です。

真言宗泉涌寺派の総本山で、皇妃、親王陵墓など39の陵墓があることから、皇室との関連が深く御寺(みてら)とも呼ばれています。

空海が(824-34年)に、草庵を結び、法輪寺としたのが始まりで、1218年に月輪大師が造営したときに、清泉が涌き泉涌寺と改められたそうです。

住所:京都市東山区泉涌寺山内町27

電話:075-561-1551

拝観料:伽藍拝観 大人 500円 /子供 300円(小中学生)
    特別拝観 大人 300円(中学生以上)

駐車場:無料

HP:https://www.mitera.org/

アクセス

電車・バス利用の場合
JR奈良線 東福寺駅から徒歩20分
市バス(202、207、208)にて泉涌寺道下車、徒歩15分

車利用の場合
無料駐車場を利用。

泉涌寺の見どころ

大門

泉涌寺 大門

泉涌寺の入り口、「大門」です。
唐獅子・龍・膜麟・ 2莫などの霊獣彫刻が彫られています。

入り口奥に見える新緑とのコントラストが美しいですね。

浴室

泉涌寺 浴室

「浴室」。
名前の通りお風呂です。

お風呂と言っても、床下の鉄釜で湯を沸かし、蒸気を床上に入れる蒸し風呂です。
「仏前に仕える僧が身を清める場所」として利用されていたそうです。

泉涌寺水屋形

泉涌寺水屋形

寛文8年(1668)に再建された屋形。

泉涌寺の寺名の由来となった清泉を覆っています。
清泉は今も絶えることなく、沸き続けているそうです。

仏殿

泉涌寺 仏殿

寛文8年(1668)四代将軍徳川家綱によって再建された泉涌寺の本堂です。
重要文化財にも指定されています。

本尊は、運慶作と伝わる釈迦・阿弥陀・弥勒で、堂内に安置されています。
天井に描かれている狩野探幽による「雲龍図」が有名です。

お堂の大きさと美しさに圧倒されます。

舎利殿

泉涌寺 舎利殿

釈迦の歯(仏牙舎利)を奉安する霊殿で、もともと京都御所の建物を移築改装したものらしいです。

謡曲『舎利』の舞台としても有名です。
謡曲『舎利』については知らなかったので、また学びたいと思います。。

天井には狩野山雪筆の龍図が描かれているそうです。
非公開で見ることができないのが残念でした。

こちらも仏殿に負けず劣らず、大きく美しいお堂ですね。

霊明殿

泉涌寺 霊明殿

霊明殿とは、歴代天皇の御尊牌(お位牌)をお把りした場所の通称で、泉涌寺では天智天皇以来の歴代天皇の位牌を安置しているそうです。

門には菊紋が描かれており、皇室と関係があることを伺うことができます。

楊貴妃観音堂

泉涌寺 楊貴妃観音堂

楊貴妃の等身坐像にかたどったという聖観音像「楊貴妃観音像」が安置されているお堂。
彩り鮮やかな「楊貴妃観音像」が美しいです。

まとめ

のんびり歩いているだけで癒される

「泉涌寺」について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。

敷地が広く、境内の建物と東山の山々の美しさが合わさって、のんびり歩いているだけで癒される空間でした。
周辺には、他にも魅力的なお寺などがあり、この泉涌寺周辺は、京都を代表する観光スポットだなと改めて思いました。

周辺のお寺などについては以下記事にまとめていますので、ご覧ください。

泉涌寺 大門
【寺院・神社】京都東山 泉涌寺エリアの神社仏閣5選本記事では京都東山の泉涌寺周辺の神社仏閣について紹介しています。皇室とゆかりのあるお寺(御寺)として有名な泉涌寺ですが、その近辺には魅力的なお寺が沢山あり、見どころ満載です!...

以上、京都を観光する際の参考になれば幸いです。

読んでいただき、ありがとうございました!

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