こんにちは! にゃぶろぐです。
京都に在住して20年以上になります。
年を重ねると、神社やお寺を魅力的に感じるようになってきました。
本ブログでは訪れた「寺院・神社」を、京都を中心に記録しています。
今回は京都の山科 小野にある随心院へ行ってきました!
小野小町の一生を描いた襖絵や、梅園が華やかで美しい!
随心院
基本情報
住所:〒607-8257 京都市山科区小野御霊町35
電話:075-571-0025
拝観時間:9:00~17:00(受付は16:30まで)
拝観料:500円(梅園は別途300円)
駐車場:有り(無料)
真言宗善通寺派の大本山とされるお寺。
小野小町が晩年を過ごしたお寺でもあり、数々の小野小町ゆかりの史跡が残されています。
また、梅の名所でも知られており、3月中旬ごろに見頃を迎えます。
アクセス
電車利用の場合
京都市営地下鉄 東西線「小野駅」下車 徒歩5分
車利用の場合
無料駐車場あり。
随心院の見どころ
小野梅園
境内には小野梅園と呼ばれる梅園があります。
300円で中に入ることができます。
約230本の梅が植えられているそうです。
訪れたのは2022年3月20日でしたが、いい感じに梅が咲いていました。
満開のものもあれば、これからのものもあれば、見頃を過ぎているものもあり、という感じでしたね。
梅を近くで撮影したもの。
一つ一つの花が、とても可愛らしいです。
訪れた日は天気も良く、より梅が映えていたように感じました。
化粧井戸
この井戸は、小野小町の屋敷跡に残るものらしく、この水を使って化粧をこらしていたのだとか。
確かに清らかなキレイなお水のようみ見えました。
飲めるのかな?美味しそうには見えます。
庫裡と小野小町歌碑
書院への入り口にあたる庫裡。
ここで拝観料を支払い、中の書院に入ることができます。
庫裡という単語を初めて聞いたのですが、お寺の台所を意味する言葉らしいですね。
あまり台所感は無かったですが、当時は台所で使われていたのでしょうか?
この庫裡の横には、小野小町歌碑があります。
百人一首でも有名な「花のいろは~」の歌が書かれています。
とてもオシャレな石碑で、写真に収めておきたいスポットですね。
お堂、書院、書院からの景色
拝観料を支払い、お堂、書院の中に入っていきます。
こちらは本堂。
阿弥陀如来像が安置されています。
襖絵目的の方も、しっかりとお参りしておきましょう。
書院からの景色。
とても静かで癒し空気が流れていました。
当日はちょうど、結婚写真の撮影が行われていました。
確かにこの景観は、撮影スポットとしては抜群ですね。
撮影は禁止でしたが、いたるところに立派な襖絵(狩野派など)があり、訪れた際には是非見てください。必見です!
キレイに整備されたお庭も美しい。
一日ここでボーっと出来たら幸せでしょうね。
所々にある、小さなお庭も良い景観でした。
名前が分からなかったのですが、黄色い花?葉?がキレイな木と、地面の苔がいい感じ♪
小町堂
小町堂という納骨堂。
契約すれば、33年間は遺骨をこのお堂に置いていただけて、その後も永代供養塔に合祀していただけ、お寺が存続する限り、供養していただけるそうです。
お堂の壁には、大きく小野小町が描かれています。
極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)
極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)
この随心院における一番の見どころですね。
絵描きユニット「だるま商店」さんが手掛ける作品で、小野小町の一生を描いたものらしいです。
極彩色というだけあって、めちゃくちゃ華やかな襖絵です。
横からも撮影してみました。
ちょっと違った雰囲気にも見えて、コチラも映えます。
各4枚の襖絵の説明などです。
ハッキリと撮影可と書いてもらえているのがありがたい。
小野小町像(ジミー西村作)
庫裡にあった小野小町像。
置いてあるのは今だけなのでしょうか?
失礼ながら存じ上げなかったのですが、ジミー西村さんの作品なのだそう。
(大西と勘違いしている人がいましたが、西村さんです!)
裏にも華やかな随心院と梅が描かれていました。
とても美しい。。
まとめ
華やかな襖絵と静かなる癒し空間
随心院についてでした。
いかがでしたでしょうか。
極彩色梅匂小町絵図は、想像通りの華やかさで素晴らしいと思いましたが、この随心院でそれ以上に良いなと思ったのが、書院とそのお庭の雰囲気ですね。
とても静かで癒される空間でした。
もう少し気温が上がって暑い時期に訪れたら、涼しく感じ、更に癒されるスポットになるんではないかと思います。
また絶対に再訪してみたいと思います!
余談ですが、随心院の近くのプリンがとても美味しかったので、合わせて訪れてみてください。
オススメです!
以上、参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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