こんにちは! にゃぶろぐです。
京都に在住して20年以上になります。
年を重ねると、神社やお寺が魅力的に感じるようになってきました。
本ブログでは訪れた「寺院・神社」を、京都を中心に紹介しています。
今回はあじさいの名所「岩船寺」へ行ってきました!
いろんな種類のアジサイを鑑賞できるお寺
岩船寺
基本情報
京都府木津市の山間にあるお寺です。
アジサイの名所としても知られています。
訪れたのは6月の2週目。
見事にアジサイが見頃を迎えておりました。
境内にはアジサイ以外にも四季折々の花が咲き誇り、「花の寺」として多くの参拝者が訪れているそうです。
「関西花の寺二十五ヵ所」の一つにも指定されています。
↓岩船寺の起源。
天平元年(729年)に聖武天皇が夢想によって大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(ぜんこんじ)に籠居していた行基に一宇の阿弥陀堂を建立させ、のちに弘法大師とその甥である智泉大徳が伝法灌頂(かんじょう)を修し灌頂堂として新たに報恩院を建立したのが草創の始まりとされる。
引用:岩船寺HPより
住所:〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話:0774-76-3390
拝観料:大人500円、中高生400円、小学生200円
インスタ:https://www.instagram.com/gansenji_temple/
駐車場:無し(周辺に有料駐車場あり)
トイレ:なし(山門出たところにはあります。)
アクセス
電車・バス利用の場合
・JR 関西本線(大和路線)加茂駅 → 木津川市コミュニティバス(加茂山の家行き)約16分「岩船寺」下車すぐ
・JR 奈良・近鉄奈良駅 → 奈良交通バス(広岡行き)で約18分、「岩船寺口」下車。徒歩25分
・JR 奈良・近鉄奈良駅 → 奈良交通バス(お茶の京都 木津川古寺巡礼バス)で約30分、「岩船寺」下車すぐ
車利用の場合
山門を下ったところに、民営の有料駐車場があります。
料金は300円でした。
※人に支払いをするパターンと、ポストに料金を投函するパターンとがありました。
岩船寺の見どころ
山門
山門です。
山門の横には受付があり、ここで拝観料を支払いして入山します。
「岩船寺」と書かれた札には、アジサイが描かれています。
この山門から三重塔に向かうアングルが撮影スポットのようで、朝9時台にも関わらず、カメラマンが群がっていました。
本堂
本堂です。
中に入ることができます。
特に見どころだと思ったのは、以下2つ。
しっかりお参りしておきましょう!
阿弥陀如来坐像(重要文化財)
3m近い大きさの、藤原時代初期の制作と見られる10世紀中期を代表する貴重な尊像。
入るとすぐに目に入ってきます。
とても立派な阿弥陀如来様でした。
普賢菩薩騎象像(重要文化財)
辰年・巳年生まれの守護仏。
白象に乗る見た目にもユニークな普賢菩薩でした。
三重塔(重要文化財)
室町時代に建てられた三重塔。
重要文化財にも指定されています。
アジサイとのコラボレーションがいい感じです。
阿宇池
三重塔の前にある池です。
睡蓮などの花が咲いているときには、より美しい池になるんでしょうね。
行ったときは、カエルの大合唱が凄かったです(笑)
厄除け地蔵菩薩
鎌倉時代つくられた厄除け地蔵菩薩。
しっかり厄除けをお祈りしてきました!
五輪塔(重要文化財)
鎌倉時代につくられた塔。
重要文化財にも指定されています。
よくわかっていないですが、東大寺別当平智僧都のお墓なのだそう。
どうやって丸い石と四角い石を積み上げて、くっつけたんでしょうね?
不思議です。
アジサイの名所
岩船寺の敷地はそこまで広くはないのですが、アジサイの種類がとにかく多かったです。
あまり見かけないものもありました。
↓一部ですが、撮影したものを紹介します。
ピンクのアジサイ。
四つ葉の美しい紫のアジサイ。
桔梗を思わせるようなアジサイ。
ピンクの淵が可愛いアジサイ。
まとめ
隠れたアジサイの名所
「岩船寺」について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
京都木津という京都府民からしても、ほぼ奈良という位置にあるお寺。
車で向かう道中も、結構な山道で、秘境感のあるスポットでした。
そして、なんと言ってもアジサイが美しかったです。
豊富なバリエーションのアジサイと、三重塔とのコラボレーションが最高でした。
また、青もみじもキレイだったので、秋の紅葉もキレイなんでしょうね。
また行ってみたいと思います!
近くには「浄瑠璃寺」という立派なお寺があります。
こちらものんびりとして良い雰囲気のお寺ですので、是非訪れてみてください!
以上、京都・奈良観光の参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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