こんにちは! にゃぶろぐです。
京都に在住して20年以上になります。
年を重ねると、神社やお寺を魅力的に感じるようになってきました。
本ブログでは訪れた「寺院・神社」を、京都を中心に記録しています。
今回は番外編。
和歌山の紀三井寺に行ってきました!
桜の名所として有名で、金色の巨大仏像があるお寺!
紀三井寺
基本情報
住所:〒641-0012 和歌山市紀三井寺1201
電話:073-444-1002
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:200円 改定アリ → ※リンク:2022年4月5日からの改定
駐車場:有り(無料)
宝亀元年(770年)、唐の僧為光(いこう)上人によって開かれた西国三十三所 第2番のお寺。
和歌山城からも近く、歴代の藩主が多く訪れ、紀州徳川家の繁栄を祈願したと言われています。
早咲きの桜で、桜の名所として知られています。
春には多くの観光客で賑わいます。
アクセス
電車・バス利用の場合
JR紀勢本線「紀三井寺駅」下車、徒歩約10分
和歌山バス「紀三井寺」バス停下車、徒歩約10分
車利用の場合
裏門と、山上に駐車場があるようです。
私は気づかず、楼門近くのコインパーキングに停めました。。
頂上の本堂付近まで行くには、以下3つの方法があります。
- 歩きで階段を登る
- ケーブルカーを利用する
- 山上Pまで車で登る
階段も見どころなので、足腰に問題ない方は階段を歩いて登ることをオススメします。
「紀三井寺」の見どころ
楼門
紀三井寺の境内の入り口にあたる楼門。
国の重要文化財にも指定されています。
門には、金剛力士像が安置されていました。
大きな石碑と共に、記念写真を収めたいスポットですね。
ここで拝観料を支払い、境内に入っていくことができました。
拝観料については改定があったので、気になる方は紀三井寺のHPをご覧ください。
2022年4月5日から一年間は、徒歩で登る人は無料になりそうです。
日頃の罪を洗い流し、福を招いてもらるというざんげと招福の水揚。
楼門の階段下にいらっしゃいます。
2017年と新しく造られたもののようです。
楼門前には、大きな閻魔大王像があります。
こちらは2019年に入ってから造られたもので、比較的新しい像ですね。
桜と閻魔様の色が同じピンク色で、とても華やかに見えました。
階段(結縁厄除坂)
楼門をくぐると、計231段の階段が待ち受けています。
足腰に問題なければ、少し息がきれたりするかもしれませんが、問題なく登りきることができると思います。
この坂は結縁厄除坂という名前のようで、ブロックごとに、女厄除、男厄除、還暦厄除のように坂の名前が付けられています。
自分に関係のある厄除坂を見つけて登ってみてはいかがでしょうか。
どのみちお寺を参拝するには、強制的に登らないといけないのですが(笑)
穀屋寺
階段を登っていく途中には、さまざまなお寺などがあります。
コチラは穀屋寺というお寺の様子。
普門院
コチラは楼門をくぐってスグのところにある普門院。
ぼけ封じのご利益があるのだそう。
境内にはさまざまな摂社があるようですが、それぞれでいろんなお守りなどを授かることができるので、一通り見て廻ってから、欲しいものを選択することをオススメします。
清浄水
紀三井寺の名前の由来となっている3つの湧水の一つの霊水が流れている場所。
ここでも罪を洗い流してくださるそうです。
罪悪感があるときは、紀三井寺に参拝すると心が何度も洗われそうですね。
滝本院
階段途中にある滝本院。
災難除け、交通安全のご利益があるみたい。
満開の桜と相まってキレイな景観でした。
松樹院
松樹院。
階段の足場が良くないので、気を付けて上り下りしましょう。
身代り大師さまが災厄を代わりに受けてくださるのだそう。
身代わりと言われると、なんだか申し訳ない気持ちになり、何もお願いしませんでした。
宝蔵院
頂上手前にある宝蔵院。
名前的には、お宝が眠っていそうなお堂ですね(笑)
少し引いて見ると、桜ビューと合わせていい感じの景観でした。
六角堂
階段を登りきると視界に入ってくるのが、この六角堂。
名前の通り、キレイな六角形のお堂。
西国三十三カ所の御本尊が祀られているのだそう。
HPの写真とは違い、酒樽が両脇に鎮座していました。
何かお祝い事でもあったのでしょうか。
仏殿・大千手十一面観世音菩薩像
六角堂を右手に進んでいくと、この仏殿があります。
中国風の雰囲気が印象的な建物でした。
比較的新しそうなお堂ですね。
仏殿の中には大千手十一面観世音菩薩像が安置されています。
高さは約12メートルあるそうで、金色の輝きと共に、ものすごいインパクトがあります。
追加で100円を支払うと、仏殿の上層階に上がっていくことができ、より近くで仏様を拝むことができます。
本堂の方に目をやると、満開の桜景観を拝むことができます。
絶景です♪
海側の方に目をやると、こちらも美しい海景観を拝むことができます。
浜風を感じながらのこの景観はとても癒しです。
この仏殿は絶対に上に登った方が良いですね!
少し余談になりますが、仏殿前にあったしあわせ地蔵がとても可愛らしかったです。
お賽銭を投げ入れて、収まったお皿によって運勢が変わるようです。
私はやりませんでしたが、気になる方はお試しあれ♪
しあわせ地蔵の横には、夫婦桜というキレイな桜が咲き誇っていました。
鐘楼
仏殿から本堂方向に歩いていくと見えてくるのが、この鐘楼。
国の重要文化財にも指定されている貴重な鐘楼のようです。
鮮やかな朱色の鐘楼は珍しい気がしますね。
幸福観音
鐘楼横にある幸福観音。
大千手十一面観世音菩薩像を見た後なので、インパクトが薄くなってしまいましたが、こちらも大きく立派な観音様です。
幸せをお祈りしておきました。
三社権現
幸福観音近くの階段を登っていくと、この三社権現が見えてきます。
鳥居が並んでいるところを見ると、お稲荷さんが関係していそうです。
詳しくは調べていません。。
多宝塔
三社権現の横にある多宝塔。
国の重要文化財にも指定されている貴重な塔のようです。
円形の上層階が印象的な建物でした。
桜景観とのコントラストも素晴らしいです。
開山堂
多宝塔の横にある開山堂。
境内の端っこに位置していて、ひっそりと少し寂しい感じを受けるお堂でしたね。
本堂
そして、ついに最終目的地の本堂に到着。
こちらは県指定の重要文化財なのだそうです。
圧倒されるほどの大きな本堂でした。
中には、授与所もあり、御朱印やお守りを授かることもできます。
昔は5体の重要文化財の仏像が安置されていたそうですが、現在は災害に備えて別館に安置されているそうです。
まとめ
和歌山を代表する見どころ満載のお寺!
紀三井寺についてでした。
いかがでしたでしょうか。
桜の名所と聞いて、張り切って平日の早朝から伺いました。
人も少なく、ゆっくりと参拝できて、とても良かったです。
桜がキレイだったことはもちろんですが、境内のお堂、仏様は貴重なものばかりで、見どころ満載のお寺でした。
和歌山市周辺を観光する際には、必ず訪れるべきスポットだと思います!
是非訪れてみてください!
以上、参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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