こんにちは! にゃぶろぐです。
京都に在住して20年以上になります。
年を重ねると、神社やお寺が魅力的に感じるようになってきました。
本ブログでは訪れた「寺院・神社」を、京都を中心に紹介しています。
今回は、京都府京都市東山区にある「今熊野観音寺」へ行ってきました。
「頭の観音様」として有名!
ぼけ封じ/頭痛封じのご利益をいただこう!
今熊野観音寺
基本情報
西国三十三ヶ所観音霊場の第十五番札所にも指定されているお寺。
京都府京都市東山区のいわゆる泉涌寺エリアにあります。
「頭の観音様」として有名で、頭痛封じ/ぼけ封じのご利益があります。
ご利益を求めて沢山の人が訪れる、京都の人気観光スポットの一つですね。
以下、境内図。(反射で見づらくてすみません。。)
敷地も広く、見どころが多そうです。
アクセス
電車・バス利用の場合
JR奈良線 東福寺駅から徒歩15分
市バス(202、207、208)にて泉涌寺道下車、徒歩10分
車利用の場合
無料の参拝者駐車場あり。
後述する鳥居橋(赤い橋)を渡ると参拝者用の駐車場があります。
今熊野観音寺の見どころ
鳥居橋
今熊野観音寺の入り口にある、ひときわ目を引く赤い橋です。
青もみじの新緑と相まって、美しいですね。
細く見えますが、車で通ることもでき、奥に参拝者用の駐車場があります。
子まもり大師
名前の通り、子供たちを護ってくださるお大師さま「子護弘法大師」です。
子供の心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全などをお祈りしておきましょう。
本堂の方では、子供のご祈祷を受け付けているそうです。
本堂
正徳2年(1712年)に宗恕祖元律師によって建立された本堂です。
本尊は、弘法大師御作と伝えられる十一面観世音菩薩です。
残念ながら、直接見ることはできないのですが、代わりに同じお姿をされた御前立さまが立たれています。
本堂に入ると、観音様と結びつきを強くするために結縁と呼ばれる5色の紐がぶら下がっていました。
紐をしっかりと握って拝みましょう。
大師堂
お寺を開創された弘法大師をお祀りしているお堂です。
護摩の修法が行われ、修行僧の修行道場としても使用されているそうです。
ぼけ封じ観音
大師堂の前に立たれている観音様です。
心や身体の「ぼけ」を取り除いて下さるそうです。
近畿には、このぼけ封じ観音さまをお祀りする十のお寺があり、その十のお寺は「ぼけ封じ近畿十楽観音霊場」と呼ばれています。
今熊野観音寺は、その第一番札所なのだそうです。
30代も後半に入ってきて物忘れが多くなってきた気がするので、しっかりとボケ防止をお祈りしておきました。
鐘楼
太平洋戦争のときに供出されたが、観音様のご加護によって元のままの姿で残り、現在の位置に戻って来たという逸話のある梵鐘です。
面白い話ですね。
毎年大晦日には、百八の除夜の鐘が突かれるそうです。
医聖堂
本堂東側の山上にひときわ高くそびえ立つ平安様式の多宝塔です。
平成28年に丹塗りの塗り替えが施されたということで、朱色が鮮やかです。
医と宗教がともに手をたずさえて、人類がともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにという願いを込めて建立されたそうです。
この医聖堂に向かうまでの道が整備されていないので、「この道で合ってる?」と不安になりますが、朱色の建物を目指して迷わず山道を進んでいきましょう。
大した距離ではないですが、足元は滑りやすいので、気を付けましょう。
医聖(特に優れた医者のことを指す際に使われる称号)たちが祀られており、周りにはいくつかの石碑があります、
医聖堂は山上にあるので、そこから見える景色も美しいです。
大講堂
赤い橋「鳥居橋」を渡って参道を進むと、ひときわ目を引く建物「大講堂」に遭遇します。
冷暖房やエレベーターを完備した近代的施設で、主に法要・行事などに使われているそうです。
武見太郎氏の銅像です。
医師会のドンと言われている方ですね。
この大講堂の建設に一役買った人なのでしょうか。
実際に見てみると、結構威圧感のある大きい銅像でした。
まとめ
頭に関わるご利益を頂きたい方にオススメ!
今熊野観音寺について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
境内を廻って感じたのですが、これだけ医と宗教が関わっているお寺も珍しいですね。
私自身頭痛持ちなので、なんとかご利益を賜って、頭痛が改善することを祈りたいと思います。
この泉涌寺周辺には他にも魅力的なお寺などがあります。
以下記事にまとめていますので、ご覧ください。
以上、京都観光などの参考になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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